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神戸新聞

2006/09/01

 夏場に栽培されるコマツナなどの軟弱野菜に含まれる硝酸イオンの量が、野菜に細かな霧を吹き付けて冷やすと低減することを、兵庫県立農林水産技術総合センター(加西市)が確認した。硝酸イオンは通常の食事で野菜を食べる程度なら問題はないが、とりすぎると健康に悪影響を及ぼす懸念がある。暑さによるストレスが緩和されて光合成が進み、イオン量が減ったのが要因とみられ、野菜のうまみも増えている。(辻本一好)

 肥料から吸収する硝酸イオンは、野菜の成長に欠かせない栄養源。酵素や光合成の働きで亜硝酸やアンモニアに変化し、野菜の体をつくるタンパク質に変わる。

 だが、人が過剰に摂取すると、血液の酸素運搬能力が低下するメトヘモグロビン血症の原因になったり、一部では発がん性も懸念されている。地下水汚染の原因にもなることから、同センターは農地と農作物から硝酸イオンを削減する研究に取り組んでいる。

 同センターの実験ではコマツナを栽培するハウス内で夏場の二十八日間、人が感じないほど細かな水滴の霧を地下水で作り、十分間隔で十五秒間、午前九時から午後五時にかけ散布した。

 霧をまかれたコマツナは、葉の柄の部分の硝酸イオン濃度が他のコマツナより約三割減り、ビタミンCの含有量は約二割高かった。シュンギクやチンゲンサイでも同様の結果を得た。

 同センターの永井耕介研究主幹は「高温で低調だった光合成が霧で冷やされて活発になり、硝酸イオンの蓄積が減る一方、ビタミンや糖分が増して野菜の味もよくなった」と説明する。

 すでに神戸市内ではこの手法を採り入れた農家もある。県は今後、硝酸イオン過剰を防ぐため、肥料の適切な使い方も合わせて普及させていく。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000101177.shtml
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